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【乱文】03 少女召集
「道路上で霊的災害発生のため、竪郎(じゅろう)駅周辺の道路は一時通行止めとなります! 迂回路をご利用ください」 騒々しい夜の都会の駅前で複数人の警官がライトを振っている。その表情は困惑しており、本人たちも状況を把握していないようだった。...
トオラ
2024年5月26日読了時間: 2分
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【乱文】02 蛯原こたる
この国の地上二七〇メートルには「ミタマ道」が走っている。ミタマ、つまり「御魂(みたま)」の道は神様やその使いが地上に降り立つことなく移動するために作られたと言う。 空を飛ぶ烏(からす)天狗(てんぐ)や道を司る道祖神(どうそじん)が協力して作ったというその道は、人の目では確認...
トオラ
2024年5月26日読了時間: 8分
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【乱文】01
妖怪や幽霊による傷害事件が多発する現代では人を害する「人ならざるもの」たちを取り締まる人たちがいた。それは警察ではない。彼らは「祓穢衆(ふつえしゅう)」と名乗りその多くが山などに隠れ住み、人ならざるものと対話する事が出来た。...
トオラ
2024年5月26日読了時間: 2分
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夜半に生きる 序文
その災害による死者数の速報での値、50人以上、被害に遭っただけでも100人はいた。 平日、金曜日の午後8時頃に起きたことだった。 当時、数字が明確でない理由は五体満足の状態でその場にあった遺体が少なく、一部見つけられたとしても誰のものかすぐに分からなかったからだ。...
トオラ
2022年9月16日読了時間: 5分
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「夜半に生きる」について
”彼らの日常はハードだが、確かにあたたかい。” ここでは「夜半に生きる」という世界観がどのようなものが説明します。 4年前に大学の図書館で生まれたこの世界観。 本来は別の一次創作のスピンオフ作品として誕生しました。 霊の見えない人がほとんどの中、なぜかいる霊能者、しかも政府...
トオラ
2022年8月6日読了時間: 2分
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